初心者でもわかる四柱推命の見方(3 )五行の基本を徹底解析

四柱推命の占い方解説

こんにちは。「嵐山・占い処」の泰 りかです。京都の嵐山で個人鑑定をやっています。
四柱推命に興味がある初心者さんが占うための基礎講座、今回は「五行の基本について」を解説させていただこうと思います。

四柱推命は、専門用語が多いので、暗記するしかありません。

できるだけ、解りやすくを心がけています。

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五行の基本について

六十干支に使われている干支は、陰陽五行説が「基礎」となっています。
「五行」の基本について解説させていただきます。

四柱と八字・命式についてのリンクは下記でどうぞ
 
https://arasiyama-tai-rika.net/shichu-to-yaji-to-meishiki/

五行とは、

木・火・土・金・水の5つ。

物質と区別するために、「もく」・「か」・「ど」・「ごん」・「すい」
と表現されます。

木(もく)について

木の干 (陽)甲・きのえ(陰)乙・きのと
木の支 (陽)寅・とら (陰)卯・う
生物・甲木は樹木・乙木は草花がイメージで、命あるもの
季節は春(寅は2月・卯は3月)
時間は、朝・午前3時~7時
方位は、寅が北東・ 卯が東
色は青。
万物が芽生え成長する様子。

火について

火の干 (陽)丙(陰)丁
火の支 (陽)午(陰)巳
光と熱。
陽が極まり、陰に転ずる。
季節は夏、
時間はお昼 午前9時~午後1時
方位は、巳が南東・午が南、
色は赤。
木(生命)から生まれるもの・育てるもの。
暖める、明らかにする。

金について

金の干 (陽)庚(陰)辛
金の支 (陽)申(陰)酉
鉱物、金属・貴金属
陽から陰への変化。
季節は秋 申は8月・酉は9月
時間は夕暮れ 申は15時~・酉は17時~
方位 申は南西・西は西
色は白。
秋は収穫の季節・実りとともに、結果。
木(生命)を整える道具・刃物であり、使命。精神

水について

水の干(陽) 壬・(陰)癸
水の支(陽) 子・(陰)亥
水、液体
陰が極まり、陽に転ずる。
季節は冬・亥は11月・子は12月
時間は夜・亥は21時~・子は23時~1時
方位は亥が北西・子が北
色は黒。
木(生命)に潤いを与え育てる。親。形のないもの、知恵。受容、習得。

土について

土は、陰陽の他に、湿っているか、乾いているかを想像します。

土の干 (陽)戊・(陰)己
土の支
丑1月の土は雪水を含む(陰・湿)
辰4月の春の栄養豊かな土(陽・湿)
未7月の夏の陽射しで熱い土(陰・乾)
戌10月の秋の収穫が済んで痩せた土(陽・乾)
土の象意。陰陽の中心。
四季の変化を調整する。
季節と季節の境目・土用。
方位は中央、
色は黄色。
土台となり支える、安定。保守・継続

土は季節の境目。

そして土は、陰陽の他に、湿っているか、乾いているかを区別します。
丑は1月を表し、冬と春の季節の変わり目、
辰は4月を表し、春と夏の季節のかわり目、
未は7月を表し、夏と秋の季節の代わり目、
戌は10月を表し、秋と冬の季節のかわり目、
となります。

日干「日主」と「月支元命」

「日主」とは自分のこと。
「月支元命」は、日主の五行が、春夏秋冬のどの季節か?によって、その命式の「日主」のエネルギーの強さを推し量る場所です。

例えば、日主が「木」の五行の人達で、
春の季節生まれの木は、新芽が膨らんで、花を咲かせる。
夏の季節生まれの木は、成長して枝葉を伸ばし、実を育てる。
秋の季節生まれの木は、実が熟し収穫して落ち葉の季節。
冬の季節生まれの木は、雪に覆われて寒さに耐えながら、春を待つ。

生まれた季節によって、風景が違うことが想像できましたか?
その季節の風景によって、必要になるもの・「五行」が違うと、考えることができるかどうか?なのです。

季節よって風景や状況・環境が変わり、「日主」の「木」がおかれている環境が、変化することを想像できるようになれば、四柱推命で占うことが早く上達します。

春・夏・秋・冬の木の環境や様子が変わることをちょっと、想像してみましょう。

ただ、都会で生まれた若い人たちは「スーパー」では、季節に変わりなく、年中野菜や果物が売られている現在しか知らないので、厳しい冬の風景や状況を想像することは、難しいかもしれません。

また、日本でも、九州や特に沖縄のように雪が降る寒さを体験することが無い環境で育った人にも・・。

その時は、台風がくるかもしれない状況を想像してみましょう。

五行の「金」

五行の「金」・特に辛金は、宝石・貴金属がイメージとされる装飾品、季節と組み合わせて想像するのが、難しいかもしれません。

庚・辛金は、「金属製品・車」でドライブする風景を想像してみましょう。

冬は寒くて冷たい雪が降っている風景のドライブ、大雪で渋滞して動けないという「ニュース」が報道されますよね。

夏は熱い陽射しが照り付ける風景、ドライブの目的地は「川や海」ではないでしょうか?

そしてもう一つ、想像した風景や環境を、解りやすい言葉にすることができるかが、必要になります。

四柱推命の専門用語は丸暗記するしかありません。

しかし、

四柱推命で占うには、今、どんな季節のどんな風景を生きているのかをイメージする・想像力があるかどうか?
そして、
イメージ・想像したことを、言葉にして、解りやすく伝えることを意識して、経験を積んでいきましょう。

自分の命式を知る

ご自分の命式を知りたい、と思われている方も多いと思います。

四柱推命は、「万年暦」から「命式」を作るのですが、インターネットの時代です。

「四柱推命・命式・無料」
とネット検索して、生年月日、出生時間、出生地を入力、出た結果の命式をメモしておきましょう。

泰 りかは、「四柱推命・八字仙人」さんのサイトを利用させていただいています。

次回は、「十干の基本」について・・・
お楽しみに。

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まとめ

1 木・火・金・水は、春夏秋冬、朝昼夕夜、東西南北を表す。
2 土は中心であり、境目・季節の変わり目で、「土用」を表す。
3 命式の「日主」は自分、「月支元命」は季節を表す。
4 五行は季節の違いによって、その風景や環境が変わり、必要とするものが違ってくる。

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