四柱推命の命式と大運の関係が性格や運勢にどのような影響を与えるのか?を、癸酉日・5月生まれ(三碧木星)の日本中央競馬会(JRA)所属の若手騎手として華々しい活躍を見せている坂井 瑠星さんの性格や運勢をこれまでの軌跡をたどりながら、想像してみたいとおもいます。
坂井 瑠星1997年5月31日の命式
三碧木星
年丁丑 己 偏財 偏官 冠帯 申酉
月乙巳 丙 食神 正財 胎 寅卯
日癸酉 辛 偏印 病 戌亥
五月の庭園の井戸水
癸酉(みずのと・とり)の日生まれ。
丑土の小さな庭園にある、井戸水。
酉金は、井戸水にとっては、湧き水となり、きれいな水です。
庭園には、乙木の草花が植えられています。
5月の太陽・巳火が暖かい陽射しを届け、気落ちの良いお天気です。
酉金の刃物・植木屋さんに手入れされて、見ごたえのあるきれいなお庭です。
丁・巳と、火の五行が強いので、金・水運が吉。
また、巳酉丑金局するので、乙の根となる、寅・卯が欲しい。
「陰干支」の命式
命式の干支は、年月日、すべて「陰干支」。
陰干支は、「女性的」な傾向。
日の「癸(みずのと)」は水を汲みに来る人を「待つ」井戸水がイメージ。
月の「乙(きのと)」は少しの風にも揺れるお花・草花がイメージ。
年の「丁(ひのと)」は、ちょっとした、すきま風にも反応するたき火や「ろうそくの灯」がイメージ。
女性的な柔らかい雰囲気で、細かい気配りの人。
繊細な神経の持ち主。
乙木と酉金の組み合わせは、「ストイック」な傾向。
巳酉丑三合金局
1997年5月31日の命式は、
巳酉丑三合金局して、
印性が強くなっています。
印星は、
知識・才能・資格・経験などの
意味があり、専門的な職業・得意なものや才能を磨いて成功します。
丁巳火→剋→巳酉丑金
巳酉丑三合金局して強い金星を、
丁・巳の火で剋す・鍛錬する風景は、
才能を磨くという意識が
強い性格と想像されます。
〔大運〕: 逆旋8年2ケ月
08歳 3ケ月 ~ 18歳 甲辰 傷官 養
18歳 3ケ月 ~ 28歳 癸卯 比肩 長生
28歳 3ケ月 ~ 38歳 壬寅 劫財 沐浴
大運・18歳 ~ 28歳 癸卯 比肩
癸卯 比肩 長生
生まれた日が、癸酉(みずのと・とり)。
大運が、「癸卯(みずのと う)比肩。
生まれた日と同じ干支が巡った時は「自分の意志を強く押し通す」という、自立・独立運。
生家から離れるなど、両親や家族よりも、外・社会からの影響を受けやすい精神的・金銭的にも自立する傾向の運気と想像します。
また、
「卯」は、三月を表す・陰の木星。
命式の月柱の乙木が卯が根となって、春3月の植物を想像します。
3月になると、木の芽も膨らんで早咲きの「桜」の声も聞かれたり、お花が咲き始める季節ですよね。
「癸」水から、乙・卯木の「通変星」は、「食神」
食神は、「自己アピール」「表現力」「技術」の意味を持ちます。
アウトプットのエネルギーが強くなり、「世間から評価されたい!」という気持ちが強くなります。
2016年(19歳)丙申 正財
・デビュー
丙は太陽がイメージの「陽」の「火星」。
申(さる)は8月を表す・陽の「金星」
丙火で、「火」のエネルギーがつよくなりますが、申金によってバランスはとれる。
三碧木星・乾宮に在泊。
2016/04/02(3月・卯月) 阪神4R 3歳未勝利
グランプリアクセル
4月17日の阪神競馬第3競走で4頭が絡む落馬事故に巻き込まれ、
左第2肋骨骨折などの負傷[10]で約1ヶ月騎乗出来なかったが、25勝を挙げ関西所属の新人騎手では最多勝。
2017年(20歳)丁酉・偏財
三碧木星・兌宮に在泊。
2017年11月16日よりオーストラリアでの自主研修を開始
2018年(21歳)戊戌・正官
戊癸(ぼき)の干合で、月が巳火ですが無視。
申酉戌・西の方合
「桃太郎」の家来は、「申」と「酉」と「戌」。
桃太郎は、鬼ヶ島へ鬼退治に・・・。
そして、宝物を持ち帰りました、とさ。
2018年3月10日に初勝利、
その後のレースでも勝利し、異国の土地・オーストラリアで1日2勝を挙げた。
またこの時期に拠点をビクトリア州からアデレード (SA州)へと移す。
2018年5月にビザ更新の為、日本に一時帰国、
5月16日から5月27日、日本で騎乗。
東京競馬場・オープン特別の欅ステークスを自身が所属する矢作厩舎のドリームキラリで勝利するなど5勝を挙げる。
モズアスコットは連闘で挑んだ安田記念でクリストフ・ルメールを背に初GI勝利。
オーストラリアに戻り、
アデレードのトップトレーナーのライアン・バルフォー厩舎と専属契約を交わし、11月にオーストラリアを離れるまでバルフォー厩舎の主戦騎手として活躍。
2018年10月20日、
オーストラリアのコーフィールド競馬場で行われたコーフィールドカップでソールインパクトに騎乗し、GI初騎乗。
日本の若手騎手が海外のGI競走でGI初騎乗を果たしたのは、極めて異例のこと。
およそ1年オーストラリアで騎乗し、通算16勝の成績を挙げ、2018年末に帰国。
2019年(22歳)己亥・偏官
癸にとって、己は、「水濁る」となります。
しかし、
亥は11月を表す、陰の水星。
癸は亥水が根となって、エネルギーが強くなり、自信を持って行動します。
フィリーズレビューを「ノーワン」に騎乗して優勝 。
(プールヴィルとの1着同着)し重賞初優勝。
京都大賞典 (騎乗馬ドレッドノータス)・中日新聞杯(騎乗馬サトノガーネット)と重賞 (G2・G3)勝利
2020年(23歳)庚子・印綬
は日本ダービーでサトノインプレッサに騎乗して同競走初騎乗となった(4着)。
その後、7月8日のジャパンダートダービーをダノンファラオに騎乗して優勝
GI級競走初優勝を挙げた。
2021年(24歳)辛丑・偏財
2月にはジャスティンでサウジアラビア・リヤドダートスプリントに出走して6着、そのままジャスティンとともにドバイゴールデンシャヒーンへと転戦。本番までおよそ1ヶ月の長期滞在となったドバイでは、シャルジャ競馬場で行われたアラブ種のレースに参戦]、
地元馬ポエッツプリンスでG3・アブダビチャンピオンシップに騎乗(8着)するなど、現地で騎乗経験を積んでいる[16]。
2021年9月
凱旋門賞に挑戦するディープボンドの帯同馬・エントシャイデンに騎乗するためフランスへ遠征。
9月1日に同地で開業している日本人調教師・清水裕夫の管理馬フォールインラブに騎乗してエヴルー競馬場の一般戦で1着・フランスでの初勝利。
2022年(25歳)壬寅・劫財
2022年3月
バスラットレオンに騎乗してゴドルフィンマイルに勝利。
海外重賞初制覇を果たす。
10月、スタニングローズに騎乗して秋華賞に勝利。
JRA・GI初制覇を果たす。
12月、朝日杯FSをドルチェモアで制し、2022年内にJRAのGI2勝。
2023年(26歳)癸卯・比肩
2023年2月、
レモンポップに騎乗、フェブラリーステークスに勝利。
自身のJRA・GI3勝目を果たすとともに、2023年最初のGIジョッキーとなる。
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